不安を解消!中学受験家庭が実践する「家計の見える化」ステップと我が家流家計簿のつけ方

こんにちは。探偵あーちゃんです。

「このままで、将来の教育費は大丈夫かな?」「中学受験って、やっぱりお金がかかるよね…」

そんな漠然としたお金の不安を抱えている方、いらっしゃいませんか? 今回は、そんな方に我が家流の家計簿のつけ方をご紹介します。

目次

はじめに:なぜ中学受験家庭に「家計の見える化」が必要なのか?

漠然としたお金の不安を具体的な数字に変えることの重要性。「中学受験で本当に家計は大丈夫?」というみなさんの疑問に寄り添い、家計の見える化が将来の目標達成だけでなく、心の安心にも繋がることを伝えます。

ステップ1:まずは「現状把握」から!家計の全体像を把握しよう

収入の把握

毎月の給料、ボーナス、東京都からの「018(ゼロイチハチ)サポート」など、
すべての収入源を手取り金額(振込金額)で明確に記入します。

支出の把握

固定費

住居費、光熱費(電気、ガス、水道)、通信費(インターネットプロバイダー料金、家族それぞれのスマホ代金)など、毎月(毎年)決まって出ていくお金です。

変動費

  1. 食費・外食費: お米、お酒、お菓子なども含め、食に関する全ての出費をここに入れます。
  2. 家事用品費: 日用品など。
  3. 被服及び履物費: 衣類や靴など。
  4. 保健医療費: 医療費控除やセルフメディケーション税制で使う可能性もあるので、細かく記録しています。
  5. 車関連費: ガソリン代や車のメンテナンス費用など。
  6. 教育費: 学費や定期代、部活動関連費用などもここに含まれます。
  7. 教養娯楽費: レジャー費だけでなく、自己研鑽のための書籍購入費などもここに入れています。
  8. その他: 上記に当てはまらない出費を記入します。

「なんとなく」のどんぶり勘定ではなく、まずは1〜2ヶ月だけでも、実際に記録してみることが大切です。手書き、家計簿アプリ、スプレッドシートなど、ご自身に合ったツールはどんなものでも構いません。

ステップ2:実践!我が家流「お金の動きの把握」と「ライフプランニングに基づく家計簿」のつけ方

我が家が選んだ「無理なく続く」家計簿ツール

  • PCでの入力や家計簿アプリを使う方も多い中、我が家が長年愛用しているのは、
    市販の「手書きタイプ」の家計簿です。
  • 毎年「サンキュ! みるみる貯まる!家計ノート(ベネッセ刊)」をリピート購入しており、
    価格も340円と非常に手頃です。
  • なぜ手書きにこだわるかというと、パソコンをいちいち立ち上げて入力するのが面倒なこと、
    そしてアナログに手で書いていく方が性に合っているからです。
  • 以前は、一般的な手書き家計簿のやり方として紹介されているような、大学ノートに自分で線を引いて
    フォーマットを作る方法も試しました。しかし、毎月同じフォーマットを手書きするのが面倒な上、
    線を真っ直ぐ引けているかといった細かな点が気になってしまう私の性格には合いませんでした
    市販の家計簿はあらかじめ枠が決まっているので、そこに記入するだけでよく、微調整もしやすいため、
    ストレスなく続けられています。
  • 決済方法の管理: ほぼ99%をクレジットカードで決済しているため、現金で支払った時だけ分かるように
    マークをつけています。何で決済したのかを把握しておかないと、後で確認するのが難しくなるためです。

我が家流「お金の使い道の把握」と「調整」

  • 厳密な月ごとの予算は設定していませんが、長年の記録(20年以上続けている家計簿)から家計の「傾向」を把握することを重視しています。
  • 例えば、「先月は食費がいつもより多かったから、今月はもう少し意識して調整しよう」といったように、過去の実績に基づいた緩やかな調整を行っています。
  • 基本的には、どの費目も無理に節約しようとは考えていません。なぜなら、どれも私たち家族にとって必要だと考えているからです。
  • 大切なのは、その出費が「浪費」なのか「消費」なのか「投資」なのかを考えることです。例えば、友人とのカフェ代も、そこから刺激的な話を聞いて新しい挑戦に繋がったり、美味しいケーキで気分転換し仕事に活かせたりするなら、それは「投資」と捉えることもできます。他人の「これは削るべき!」といった節約論に振り回される必要はない、というスタンスでいます。

夫婦で実践!「大きなお金の動き」の共有と管理

  • 特に中学受験や私立学費といった教育費、住宅、老後資金など、将来の大きな出費については、夫婦間で明確に共有しています。
  • 具体的には、Googleスプレッドシートで家計共有ファイルを作成しています。子どもたちの学費の引き落とし日や金額はもちろん、クレジットカードや光熱費などの口座引き落とし情報、その他夫婦で共有しておきたい大きめの入出金が判明した時点で、すぐに共有ファイルに記録するようにしています。
  • これにより、「いつ、いくら、何で引き落としがあるか」を常に把握でき、漠然としたお金の不安を解消し、必要な資金を確実に準備できています。

ステップ3:定期的な「見直し」と「改善」で無理なく続く家計簿に

月に一度の家計の振り返り

家計簿を単に記録するだけでなく、月に一度は家計の状況を「振り返る」ように、全体の状況を確認します。

具体的には、記録した家計簿を見ながら、その月の収入と支出がいくらだったかを把握します。
そして、「これ、何に使ったっけ?」というような使途不明金がないかを確認し、もしあれば翌月以降は記録漏れを防ぐ意識を持つようにしています。
特に中学受験期は教育費が突出するのは当然です。
無理に節約ばかりを意識するのではなく、収入に対して支出が極端に多くなっていないか、全体的なバランスを把握することに重点を置いています。
この振り返りを行うことで、漠然としたお金の不安を解消し、翌月以降の使い方の調整に繋げています。

「お金がどこへ行ったか」の把握

無駄をなくすというよりは、「何にどれくらい使っているか」を正確に把握することに焦点を当てます。

「節約」ばかりでなく、「増やす」視点(投資など)も再確認します。

まとめ:家計の見える化は「安心」への第一歩

家計簿は単なる記録ではありません。
それは未来を計画し、漠然としたお金の不安を具体的な行動に変え、最終的に揺るぎない自信へと繋げるための
強力なツールです。

私も長年家計簿をつけ、中学受験という大きなライフイベントを経験する中で、その大切さを痛感してきました。
「完璧にこなさなければ」とプレッシャーを感じる必要はありません。
まずは「お金がどこへ行ったか」を把握する、できることから一歩ずつで大丈夫です。

あなたもきっと、家計の見える化を通じて、安心して前に進めるはずです。

もし、さらに詳しいライフプランニングや、資産形成について興味があれば、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

・[資産運用の基礎知識]

・[ライフプランニング表の作り方]

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