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今回は、記憶力に頼らない独学勉強法とわずか2ヶ月の勉強期間で、FP2級に一発合格できた実体験と、その勉強のコツを詳しく解説します。効率的に資格取得を目指したい方、必見です!
この記事でわかること
FP2級とはどんな試験?:その概要と私の受験動機
FP(ファイナンシャル・プランナー)2級とは何か?
まず、FP(ファイナンシャル・プランナー)とは、人生の夢や目標を実現するためにはどうすれば良いのか、総合的な資金計画を立て、経済的な側面から実現に導く方法を考え、サポートする専門家です。
その時に、家計にかかわる金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など幅広い知識が必要になります。その知識を基にファイナンシャルプランニングを行います。
FP試験は、正式にはファイナンシャル・プランニング技能検定といい、国家検定です。
1級~3級があります。
「学科試験」と「実技試験」があり、学科と実技どちらも合格する必要があります。
「学科試験」は、FPとしての基礎的な知識や理解を問われる問題、
「実技試験」は、計算問題などが出題されます。
FP技能検定の指定試験機関は「日本FP協会」と「一般社団法人 金融財政事情研究会」(きんざい)の2つの団体があります。
どちらの団体で取得しても資格の価値は同じです。
私は、「日本FP協会」の試験を受けました。
受験当時の口コミなどを調べた結果、FP協会のほうがやや合格率が高かったというのもあり、深く考えずにFP協会の方で受験申込をしました。
FP協会の方は6分野すべて出題されるのですが、全範囲の方がわたしにとっては有利になるのではないかと思ったのも、FP協会にした理由です。
6分野は下記の通りです。
- A分野:ライフプランニングと資金計画
- B分野:リスク管理
- C分野:金融資産運用
- D分野:タックスプランニング
- E分野:不動産
- F分野:相続・事業承継
FP3級は誰でも受験できますが、2級は受験するための条件があります。
いずれか1つ以上に該当する人は受検資格があります。
1) 3級FP技能検定の合格者
2) 受検申請時点で、FP 業務に関し 2年以上の実務経験を有する者
3) 受検申請時点で、日本FP協会認定の AFP 認定研修を修了している者(修了証明書の保持者)
4) 金融渉外技能審査3級(旧審査試験)の合格者
私は受検資格に該当したので、初めから2級を受けました。
FP2級資格を取るために必要と言われている勉強時間や合格率は?
だいたい、どのサイトを見ても、FP2級合格に必要な勉強時間は150~300時間だと言われています。
私のように、職業柄ほぼ勉強しなくても問題が解けてしまう分野がある場合などは、時間は少なめで済む場合もあるようです。
FP協会ときんざいでも合格率が異なりますが、FP2級の合格率は約20%~60%です。
どちらの団体でも、学科よりも実技の方が合格率がやや高いです。
なぜ私がFP2級を受験しようと思ったのか
FPの概要をお伝えしたところで、私がなぜFP2級を受験しようと思ったのか、その単純な理由をお話します。
・簿記2級に合格して勢いがついていた。
・勉強したい熱があった。
・証券会社での仕事内容はFPとかなり重なっている部分があったから。
・メディアで家計診断をしている有名人の肩書が「FP」であることが多かったから。(何級かは不明でしたが)
・SNSでも、将来性のある良い資格として簿記とFPがよく推奨されていたから。
このような理由で私は受験を決意しました。
私のオリジナル勉強法と合格までの道のりの記録
どのようなスケジュールで、どのくらいの時間勉強したのか
実は参考書は6月に購入していたが、最初の5ページのみぱらぱら見ただけの状態。
自分を追い詰めるために、まったく勉強していないのに、2か月後の9/11(第2日曜日)に行われる試験に申し込みをしてしまう。
動画の教材を探していたところ、「ほんださん/東大式FPチャンネル」の存在を知る。
記憶力に頼らない、考えるスタイルのほんださんにドはまりしてしまう。
ほんださんにハマってしまい、毎日毎日ほんださんの動画を見て、ほんださんの授業でメモしておきたいことやポイントは、自分の持っている参考書に書き込む。
試験日の前日まで毎日欠かさず、ほんださんに会いに行くような感覚で、動画を見ました。
具体的にどのように勉強したのかは、次のセクションで詳しく解説!
ついに試験日当日。緊張!でも私は推し(ほんださん)と2か月頑張ったから多分大丈夫。
試験は午前から、お昼を挟んで午後も受けました。(学科と実技)
試験日の夜になる頃には、いろんな資格の学校などが、(ほんださんももちろん)
解答の速報を出してくれます。
それで一応自己採点をして、学科も実技も、どちらも合格してそうだなとはある程度はわかっていましたが、確信は持てず、1か月後の合格発表まではどきどきしていました。
具体的にはどんな勉強をしたのか?
ほんださんによると、自分の好きな単元からスタートして良いとのことだったので、
仕事でなじみのある3章の「金融資産運用」からやるつもりでした。
でも、ほんださんが言うには、
「もし始めるなら4章「タックスプランニング」から始めるのが良い」とのこと。
それで、私は4章(税金の分野)から始めることにしました。
参考までに、私がどの順番で、どのように勉強を進めたのかをお伝えします。
私は、ほんださんのおすすめの、4章「タックスプランニング」からはじめて、
それ以降は自分の得意な分野から攻略していきましたが、
進め方は、あなたのオリジナルで良いと思います。
私が好きなところから始めた理由は、苦手分野からスタートすると、途中で勉強しなくなったり、あきらめる可能性が高かったからです。
あとは、苦手分野は、進めるペースがゆっくりになり、試験日までに勉強が終わらない可能性も出てくるというおそれもありました。
自分がおそらく一番よくわかっている自分の性格を考慮して、順番を決めるのがおすすめです。
実際、勉強はこのように進めました。(参考までに。)
- わが国の税制
- 所得税の仕組み
- 各種所得の内容
- 損益通算
- 所得控除
- 税額控除
- 所得税の申告と納付
- 個人住民税
- 個人事業税
- 法人税
- 法人住民税
- 法人事業税
- 消費税
- 会社、役員間および会社間の税務
- 決算書と法人税申告書
- 諸外国の税制度
- タックスプランニングの最新の動向
まずここから始めるのが良いとほんださんおすすめだったのでその通りにした。
- マーケット環境の理解
- 預貯金・金融類似商品等
- 投資信託
- 債券投資
- 株式投資
- 外貨建商品
- 保険商品
- 金融派生商品
- ポートフォリオ運用
- 金融商品と税金
- セーフティネット
- 関連法規
- 金融資産運用の最新の動向
仕事と丸被りしていたため、実務で培った知識がそのまま活かせ、苦労することなく楽しく進められました。
- 不動産の見方
- 不動産の取引
- 不動産に関する法令上の規制
- 不動産の取得・保有に係る税金
- 不動産の譲渡に係る税金
- 不動産の賃貸
- 不動産の有効活用
- 不動産の証券化
- 不動産の最新の動向
頻出の「不動産取得税」「譲渡所得税」などの税金計算をするのが楽しく、建蔽率、容積率などの計算もとても得意でした。身近なものを想像しながら勉強を進めることができるので、学びやすい分野でした。
- 贈与と法律
- 贈与と税金
- 相続と法律
- 相続と税金
- 相続財産の評価(不動産以外)
- 相続財産の評価(不動産)
- 不動産の相続対策
- 相続と保険の活用
- 事業承継対策
- 事業と経営
- 相続・事業承継の最新の動向
この分野は、証券会社での業務と関連する部分が多く、比較的抵抗なく学べました。なじみのある言葉も多く、理解しやすかったです。
- リスクマネジメント
- 保険制度全般
- 生命保険
- 損害保険
- 第三分野の保険
- リスク管理と保険
- リスク管理の最新の動向
言葉の専門性が高く、普段馴染みのない概念ばかりで苦手意識が強かったです。日頃必要な保険には加入していましたが、その仕組みをいかに適当に見ていたかを痛感しました。ひたすら用語や制度を覚える必要があり、最後まで大苦戦した分野です。
- ファイナンシャル・プランニングと倫理
- ファイナンシャル・プランニングと関連法規
- ライフプランニングの考え方・手法
- 社会保険
- 公的年金
- 企業年金・個人年金等
- 年金と税金
- ライフプラン策定上の資金計画
- 中小法人の資金計画
- ローンとカード
- ライフプランニングと資金計画の最新の動向
特に公的年金、企業年金、個人年金といった複雑な年金制度が頭に入らず、非常に苦手意識がありました。それぞれの仕組みが複雑に絡み合っているため、理屈で理解するのが難しく、力技で暗記しようとしてもなかなか定着しませんでした。結果として、最後まで不安が残る分野でした。
上記の順番で、試験日に間に合うように計算しながら毎日毎日ほんださんの動画を見て、
持っていた参考書とほんださんの動画が対応している部分に、ポイントと思われる部分を書き込みしまくりました。
ほんださんは、できる限り「記憶に頼らない」「考えればわかる」という、
理屈がわかれば覚えずに対処できる教え方をしてくれるので、
とてもよかったです。
私の勉強法は、たまたま相性の良い無料動画に出会えたからこそ成功しました。でも、「もっと体系的に学びたい」「自分に合ったカリキュラムで効率的に進めたい」と思う方もいるかもしれません。そういった方には、クレアールのような通信講座を利用するのも一つの手です。クレアールの「非常識合格法」は、忙しい社会人でも効率的に学べるよう設計されています。
過去問や演習などはどの程度したのか?
過去問や問題集の後ろのほうについている模擬テストについては、単元ごとには問題を解きました。
しかし、時間が限られていたため、残念ながら各単元1周しか解けませんでした。
本番を想定した通しでの過去問演習や、時間を測って解くといった実践的な練習もできませんでした。
試験当日はどうだったのか
ついに迎えた試験当日。試験は午前中に学科、お昼を挟んで午後に実技が行われます。
昼休憩は、受験会場の大学周辺のお店が大混雑していたため、コンビニでサンドイッチを買ってベンチで食べることに。鳩におびえながらのランチタイムでしたが、この時の私はどこか頭がぼんやりしていました。最後の悪あがきで参考書をパラパラと見ましたが、正直、ほとんど頭に入ってきません。
久しぶりの本格的な試験だったこともあり、終始フワフワと手応えのないまま試験は終了。「できたのか、できなかったのか…」と、なんとも言えない心境でした。
しかし、試験当日の夜には各予備校から解答速報が出され、自己採点してみると、学科も実技もギリギリ合格ラインに達していそうだと判明。とはいえ、確信は持てず、正式な合格発表までの1ヶ月間はドキドキの連続でした。
そして結果は…無事に一発合格!努力が報われた瞬間でした。
おわりに:FP2級合格を「人生の強力なツール」に
今回の記事では、私のFP2級受験記録と、2ヶ月で独学一発合格した勉強のコツをご紹介しました。
これからFP受験を考えている方には、「ほんださん/東大式FPチャンネル」の解説動画を力強くおすすめします。ほんださんの教え方では、「なぜこうなるのか」という理屈を理解できるため、記憶力に頼らず、様々な角度から出題されても対処できるようになります。これは、まさに私が「記憶力に頼らない独学勉強法」を実践できた理由です。
また、勉強方法の話から少し外れますが、もしお子さんがいらっしゃるご家庭であれば、親が自ら学び続ける姿を子供に見せられる環境は、非常に良い影響を与えると思います。
FPの知識は、単なる資格取得に留まらず、あなたの人生の資金計画を立て、将来設計を実現するための強力なツールとなります。この資格で得た学びを活かして、より具体的なお金の目標達成に向けたロードマップを描きたい方は、ぜひ以下の記事もご覧ください。

私のこの実体験が、これからFP資格を目指す皆さんの学習の一助となれば幸いです。
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(出典:日本FP協会 FP技能検定)