こんにちは。探偵あーちゃんです。
今回は、OVER40でも、もう記憶力などはあてにならない年齢になっても、記憶には頼らずに
わずか2か月ほどの勉強でFP2級に合格できた話をいたします。
FP2級とはどんな試験?
受けようと思ったのはとても単純な理由
まず、FPがどんな試験かという前に、なぜFPを受験しようと思ったのか、その理由は
・簿記2級に合格して勢いがついていた。
・勉強したい熱があった。
・結婚前に勤務していた証券会社での仕事内容はFPとかなり重なっている部分があり、私が退職した後、
社内でもFP取得がデフォルトになっていた。証券会社で働いていたという証明になりそうだったから、資格が欲しかった。
・メディアで家計診断したりしている有名な人たちの肩書が「FP」が多い。(ただし、何級かは不明。)
・SNSで、取ったらとても良い資格として簿記とFPが挙げられていた。
という感じです。要は、「ノリとプライド」、この2点だけで、私は」受験を決意しました。
FP2級とは何か?
まず、FP(ファイナンシャル・プランナー)とは、人生の夢や目標を実現するためにはどうすれば良いのか、総合的な資金計画を立て、経済的な側面から実現に導く方法を考え、サポートする専門家です。
その時に、家計にかかわる金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など幅広い知識が必要になります。その知識を基にファイナンシャルプランニングを行います。
FP試験は、正式にはファイナンシャル・プランニング技能検定といい、国家検定です。
1級~3級があります。
「学科試験」と「実技試験」があり、学科と実技どちらも合格する必要があります。
「学科試験」は、FPとしての基礎的な知識や理解を問われる問題、
「実技試験」は、計算問題などが出題されます。
FP技能検定の指定試験機関は「日本FP協会」と「一般社団法人 金融財政事情研究会」(きんざい)の2つの団体があります。
どちらの団体で取得しても資格の価値は同じです。
私は、「日本FP協会」の試験を受けました。
受験当時の口コミなどを調べた結果、FP協会のほうがやや合格率が高かったというのもあり、深く考えずにFP協会の方で受験申込をしました。
FP協会の方は6分野すべて出題されるのですが、全範囲の方がわたしにとっては有利になるのではないかと思ったのも、FP協会にした理由です。
6分野は下記の通りです。
- A分野:ライフプランニングと資金計画
- B分野:リスク管理
- C分野:金融資産運用
- D分野:タックスプランニング
- E分野:不動産
- F分野:相続・事業承継
私は受検資格に該当したので、初めから2級を受けました。
FP2級資格を取るために必要と言われている勉強時間や合格率は?
だいたい、どのサイトを見ても、FP2級合格に必要な勉強時間は150~300時間だと言われています。
私のように、職業柄ほぼ勉強しなくても問題が解けてしまう分野がある場合などは、時間は少なめで済む場合もあるようです。
FP協会ときんざいでも合格率が異なりますが、FP2級の合格率は約20%~60%です。
どちらの団体でも、学科よりも実技の方が合格率がやや高いです。
私のオリジナル勉強法と合格までの道のりの記録
7月6日に私は自分で自分を追い込んでFP2級試験の受験申込をしました。
2か月後の9月の第2日曜日、本番の試験がありました。この2か月の勉強で1発合格できた勉強法を書きます。
実は7/6よりも前に、簿記の試験に合格した足で本屋さんに行って、FP2級の参考書と問題集が一緒になったものを
購入だけはしていたのですが、まず第1章A分野のライフプランニングと資金計画から読み始めたら、まあよく眠れる眠れる・・・というわけで、購入してから数ページだけ読んだ状態のものが手元にありました。
試験の申込をしてから、はじめて、動画で解説をしてくれているような、FP受験対策ができるような先生がいないかを検索してみると、FP界隈の動画解説で有名な先生が数名いることが判明。
一通り有名な先生の動画を見てみましたが、一番大好きで本当にわかりやすかったのは
「ほんださん/東大式FPチャンネル」です。
ほんださんとともに、2か月間勉強しました。
ほんださんによると、自分の好きな単元からスタートして良いとのことだったので、
仕事でなじみのある3章の「金融資産運用」からやるつもりでした。
でも、ほんださんが言うには、
「もし始めるなら4章「タックスプランニング」から始めるのが良い」とのこと。
それで、私は4章の税金の分野から始めることにしました。
実際、勉強はこのように進めました。
ほんださんおすすめだったのでその通りにした。
実際、1番最初にやって良かったです。
仕事と丸被りしていたので、ここは苦労せず、楽しく進められました。
こちらも、好きなジャンルだった。計算が楽しかった。
こちらはやや仕事とかぶっているところもあり、抵抗なく学べた。
苦手。大苦戦。
非常に苦手。頭に入ってこない・・大苦戦しました。
上記の順番で、試験日に間に合うように計算しながら毎日毎日ほんださんの動画を見て、
持っていた参考書とほんださんの動画が対応している部分に、書き込みしまくりました。
ほんださんは、できる限り「記憶に頼らない」「考えればわかる」という、
理屈がわかれば覚えずに対処できる教え方をしてくれるので、
とてもよかったです。
過去問や演習などはどの程度したのか?
過去問や問題集の後ろのほうについている模擬テストについては、単元ごとには問題を解きました。
でも、時間もそんなになくて、1周しかできませんでした。
通しで時間を測って過去問を解く、などもしていません。
試験当日はどうだったのか
試験は午前中にスタートして、お昼を挟んで午後もあります。
お昼は紆余曲折の末コンビニでサンドイッチを買って受験会場大学のベンチで鳩におびえながら食べることにして、
(どこかお店に入りたかったが、学校が密集している場所にある大学が試験会場だったため、他の学校でも
学校説明会などが開催されていて、どこのお店も大混雑していた)
食べ終わってからもぼんやりして過ごしました。持って行っていた参考書も最後の悪あがきでパラパラと見たけど、
ほぼ頭に入りませんでした。
久々のがっつりした試験で、あたまがぼんやりしていました。
できたのかできなかったのかなんとも手ごたえのない感じでふわふわしたまま、試験は終わりました。
その後、自己採点でギリギリ合格していそうだな、とはわかっていましたが、
やっぱりちゃんと合格していました!!
おわりに
以上が私のFP受験記録です。
これからFP受験するかたには、ほんださんのFP解説動画を力強くお勧めします!
なぜこうなるのかということがわかれば、記憶力に頼らない理解ができて、いろんな角度から問題を出されても
対処できるようになります。
また、お勉強方法などの話ではないのですが、もしお子さんがいらっしゃるご家庭であれば、親が勉強してる姿を子供に見せられる?っていう環境は非常に良いと思います。
また、FPの知識を身に着けることができる、ということは、今後の生活が大変豊かなものになりますので、
本当におすすめします。
FP受験についてのお話はこれで終わりです。
わたしのこの経験が、少しでもみなさんのお役に立てればうれしいです。