40代・独学・IT知識なしでも合格できる!1か月の勉強でITパスポートに合格したコツ

日商簿記2級、FP2級に合格した私は、「資格試験の勉強をする楽しさ」や「合格できたときの達成感」「満足感」にはまってしまい、次に何の勉強をするか、迷っていました。
そんな時に、夫に、「ITパスポートとかいいんじゃない?」と勧められた私は、特に何も考えずに、「いいね。私の次の資格取得目標はITパスポートにする!」と設定してしまいました。

今回は、そのような経緯で、ITパスポートに1か月の独学で合格した話をいたします。

この記事でわかること

目次

ITパスポート試験はどんな資格?難易度や試験概要を解説

ITパスポートは「情報処理技術者試験」のうち、最も簡単な試験であり、「情報処理の促進に関する法律」に基づく、ITに関する基礎的な知識が証明できる国家資格です。
試験はいつ、と決まっているわけではなく、CBT方式のため、自分のタイミングで申し込み、受験ができます。

試験時間120分
出題数100問
出題分野ストラテジ系(経営全般):35問程度
マネジメント系(IT管理):20問程度
テクノロジ系(IT技術):45問程度
合格基準総合評価点600点以上であり、かつ分野別評価点もそれぞれ300点以上であること

総合評価点
      600点以上/1,000点(総合評価の満点)

分野別評価点
      ストラテジ系  300点以上/1,000点(分野別評価の満点)
      マネジメント系 300点以上/1,000点(分野別評価の満点)
      テクノロジ系  300点以上/1,000点(分野別評価の満点)

(出典:【ITパスポート試験】情報処理推進機構ホームページ)

難易度と必要勉強時間

難易度については、合格率が50%前後といわれていますので、そんなに難関、というものでもないのかもしれません。また必要勉強時間は、ITの知識を持っているのか否かで差が出るようです。

必要勉強時間は100時間~150時間といわれています。(50時間~200時間という話も聞いたことがあります)

【勉強期間1ヶ月】私の勉強法

STEP
受験の決意と独自の勉強(勉強期間2週間)※落ちたので、参考までに
➩1度目の受験:「不合格」

受験しようと決めてネットで調べた結果、「過去問を解きまくれば合格できる」ということだったので、パッと見で良さそうな「過去問集」を購入。

何を考えていたのかわからないが、過去問を購入した日に、2週間後のCBT試験に申し込み完了。
自分を追い込もう、と思っていたようだ。(何かアツいスポーツでも観戦して、やる気がでていたのかもしれません)

過去問集を解き始めるも、まったくわからない。言葉の意味がわからない。勉強のコツがわからない。覚えるのか、覚えなくていいのか、何もわからない。
動画授業なども探しましたが、自分にハマるものがなく、自力で勉強をするしかない状態でしたが、手も足もでない状態で、もちろん過去問集もほぼ進まずに試験日を迎える。→不合格。

反省点
  • とにかく急ぎすぎたこと
  • 理屈もわかっていないのに無謀にも過去問だけで対処しようとしたこと(勉強方法のミス)
  • 「自分にはIT知識がまったくない」ということを認識できていなかったこと

この3点が大きな反省点です。
私のような、本当に何にもわからない人は、過去問なぞ解けるわけもなく、時間をかけて基本から学ぶ必要がありました。

STEP
1度目不合格の反省を活かし、勉強方法や参考書を全部変更する。(勉強期間:2週間)
➩2度目の受験:「合格」

再受験の日程を前回の試験から2週間後に設定、受験申し込み。
急いでも良いことないのはわかっていたが、勉強が難しすぎる(なじみがなさ過ぎて難しいというところにも達していないような感覚)ことが苦痛で、とにかく早く合格して勉強をやめたいという気持ちしかありませんでした。

既にITパスポートにすんなり1発合格していた夫からおすすめの参考書を教えてもらう。(最初からそうしていればよかった)
この参考書がドンピシャで、このおかげで合格できました。

その参考書はこちら

「いちばんやさしい ITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集」
著者:高橋 京介
出版社:SBクリエイティブ

ベストセラー、高評価なのも納得のわかりやすさです。
何もわからない私でも理解できる解説!
なにがわからないのかをわかってもらえている!という感じがしました。

もちろん過去問集も意味がなかったわけではありません。
まずこの本で根本的な知識を得てから、過去問集を解けばばっちりだと思います。

ただしこんなにわかりやすい参考書を手に入れても、やはり、私にとってはとても難しかったです。

ITパスポートの試験は、見たことのない問題が出ます。
そういう問題が出るということをわかった上で、とにかく焦らないことが合格するキーになると思います。

独学は厳しい、効率的に勉強を進めたいと思ったら、通信講座を利用するのも一つの手です。クレアールなど通信講座なら、基礎からしっかり学べます。

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おわりに

ITパスポート試験は、これまで受けてきたなじみのあるジャンルではなかったので、
勉強の段階から戸惑うことがたくさんありました。

全く知識がない状態で、これまでに取得した資格の中でも、ダントツで難しく、苦労しました。
今でも、何が難しかったかと聞かれたら、「ITパスポート」と即答します。
簿記2級よりも、FP2級よりもはるかに難しかったです。

それでも、正しい勉強法と参考書があれば、初心者でも合格できます。私自身がそうでした。

例え合格しなかったとしても、勉強して得た知識は無駄になることはなく、また、もし試験を受けて落ちてしまったとしても、再チャレンジも気軽にできるので再度受けなおすことで、どんどん合格には近づけるし、さらに、継続する力、諦めない根性を身に着けることができます。
どの結果になっても、得るものがたくさんあって、失うものはないと思います。
少しでも興味がある、もしくは会社で取得が必須になったということであれば、
チャレンジしてみるとたくさん得るものがあると思います。

その時にこの話がお役に立てたら幸いです。

▼通信講座のほうが向いている!という方は、クレアールの講座もチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

探偵あーちゃん@転勤族の妻FP

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