本日は、元証券会社社員であり、FP・DCプランナーでもある私が、我が家で実践している資産形成術についてお伝えします!
我が家は夫と一緒に資産形成を行っており、資産が年収の10倍以上に増えています。
一体どんな方法なのか、その全貌を今日から大公開していきます!
資産運用に『正解』はない?隣の芝生はなぜ青く見えるのか
「NISAがいいの?」
「それともiDeCoがいい?」
「みんなは資産運用って一体何してるんだろう?」
「結局どの金融商品を選べばいいの?」
インターネットやSNSで、こんな疑問を抱えて情報収集されている方は多いのではないでしょうか。
そうやってアンテナを張っていると、
「あの〇〇さんが投資で儲けたらしいよ」
「テレビで見たあの専門家は、NISAだけで十分って言ってたな」
など、身近な人や有名人の情報がどんどん耳に入ってきて、
「結局、私は何をしたら良いの!?」
「いっそ何もしないほうが良いの!?」
と、混乱してしまう方も少なくないと思います。
確かに、自分よりもうまくいっている(ように見える)人に目が行きがちになるものです。
人間は本来、他者と比較して安心したり、不安になったりする生き物なので、仕方のないことなのでしょう。
しかし、家族構成も収入も支出も、リスク許容度も、そして将来のライフプランも、
一つとして同じ家庭はありません。
だからこそ、他者との単純な比較は、本来は無意味なのです。
安心してください。
実は、あなたの家庭にしか見つけられない『最適な答え』があります。
この記事では、その『最適な答え』をあなた自身が見つけるためのヒントを、
私の実体験と金融専門家としての視点を交えてご紹介します。
「我が家だけの正解」を見つける!なぜ他人の真似ではうまくいかないのか?
私は新卒で証券会社に入社し、リテール営業としてお客様の資産形成をサポートしてきました。
そこで得た知識を活かし、私自身も投資を続けていましたが、
本当に資産形成が加速したのは、結婚後、ライフプランニングを意識し始めてからです。
夫と一緒に、きちんとライフプランニングしながら資産運用を行うことで、
我が家の資産は年収の10倍以上に増えました。
結婚後にはFP2級やDCプランナー2級を独学で取得し、証券会社勤務時代以上に専門知識を深めることができたと
実感しています。
独身の頃は自分の給料を好きなように使い、投資も気の向くままに行っていました。
しかし、結婚して子供が生まれ、さらに度重なる夫の転勤、子供たちの中学受験や私立中高への進学など、
私たちのライフスタイルはめまぐるしく変化し続けています。
このような状況で、夫と話し合い、
「何年後には子供が大学生になる」
「この時はこんな風になっていたい」
「このあたりで車を買い替えて・・」
といった、具体的な将来の希望やライフイベントを考慮してライフプランニングをすることで、
我が家オリジナルの資産運用をすることができています。
例えば、もしあなたが
「○○さんが、NISAだけで十分だと言ってたから、うちもそれで良いよね?」
と考えているとしたら、それはいささか心配になるコメントです。
なぜなら、本当にうまくいく資産運用というのは、
「自分たちの状況や希望を深く理解し、それに合わせたプランニングができる」ということが
大前提だと、私は身をもって経験し、確信しているからです。
では、なぜよそのお宅の真似ではうまくいかないのかを具体的に考えてみましょう。
例えば家族構成がまったく同じご家庭だとしても、ライフステージが異なれば必要な費用は大きく違います。
・子供が幼稚園児のご家庭と、子供が高校1年生のご家庭では、2年後に必要な教育費が全く違います。
高校生のいるご家庭では、2年後に大学受験があるので、その受験関連費用や入学関連費用もかかります。
大学受験をしない選択をするかもしれないし、もしかしたら医学部に進学するかもしれません。
このように、家庭によって、まったく状況が異なるため、
「○○が良い」ということは一概には言えません。
みんなにあてはまる「正解」がないのです。
さあ、次は、いよいよあなたの『最適な答え』を見つけるための具体的なステップについてお話しします。
「我が家だけの資産運用」ロードマップ!3つのステップで迷いをなくす
さて、いよいよ本章では、あなたにとっての『最適な答え』、
つまりあなたのご家庭にフィットする資産運用方法を見つけるための具体的なステップをご紹介します。
このステップを踏むことで、『結局何をすればいいの?』というモヤモヤから卒業し、
あなた自身が自信を持って家計と向き合えるようになります。
ステップ1:現状を「見える化」する(家計簿は最強の羅針盤!)
まずは、あなたのご家庭の「今」を徹底的に把握することから始めましょう。
・現在の収入(手取り額、ボーナス、副業収入など)
・毎月の支出(固定費、変動費に分けて把握すると効率的です)
・貯蓄額(普通預金、定期預金、その他の資産)
・負債(住宅ローン、車のローン、教育ローンなど各種ローン)
これらを具体的に書き出し、家計全体を「見える化」することで、
どこに無駄があるのか、どこを改善できるのかが明確になります。
家計簿アプリやエクセルなどを活用して、無理なく続けられる方法を見つけてみてください。
私自身も、家計簿をつけて現状把握しています。
ステップ2:未来を「見える化」する(ライフイベントと目標金額の明確化)
次に、将来の大きなライフイベントと、それにかかるおおよその費用を具体的にリストアップしてみましょう。
・お子さんの教育費(高校・大学への進学、留学など)
・住宅の購入・リフォーム
・車の買い替え
・ご自身の老後資金
・旅行や趣味に使う費用 など
漠然と「老後資金が不安」と考えるのではなく、
「〇年後に子供が大学生になるから、その時に〇〇万円必要」
「〇〇歳までに〇〇万円貯めて、理想の老後を過ごしたい」というように、
目標時期と目標金額を具体的に設定することが大切です。
「漠然とした不安」が一番の敵です。
将来の希望から逆算し、具体的に「いつまでに、いくら準備するか」を明確にすることで、
計画的な資産形成ができるようになるはずです。
ステップ3:あなたにとっての「最適なリスク」を「見える化」する(無理のない投資スタイル探し)
資産運用を始める上で非常に重要なのが、あなたご自身のリスク許容度を知ることです。
投資経験の有無、性格、そして万が一の時の精神的な負担度などを考慮し、
「これなら無理なく続けられる」と思える範囲を考えましょう。
この3つのステップ(+情報収集の視点)を実践することで、
あなたは必ず「我が家だけの最適な資産運用方法」を見つけることができるはずです。
『我が家オリジナルお金の育て方』は、あなた自身が見つけられます。
この記事を通して、最適な資産運用方法が、ご家庭ごとに異なることを感じていただけたでしょうか。
誰かの真似をするのではなく、あなた自身の家族構成、ライフイベント、リスク許容度と向き合い、
今回ご紹介したステップを実践してみてください。
そうすることで、あなただけの『我が家のマネープラン』がきっと見つかるはずです。
小さな一歩を踏み出すことが、未来を大きく変える第一歩です。
このブログが、あなたが『我が家らしいお金の育て方』を見つけ、
将来のお金の不安を安心に変えていけるよう、これからも役立つ情報をお届けしていきます。
「当ブログで提供する情報は一般的なものであり、個別の投資助言を行うものではありません。投資は自己責任でお願いします。」