こんにちは。探偵あーちゃんです。
さて前回、簿記を合格した流れでFP2級に挑戦することを宣言した(FP受験宣言・7月)にも関わらず、
いそいそと参考書と問題集を買った(FP参考書購入の変・8月)までは良いものの、
その後は勉強が面白く感じられず、参考書を読む気にならず、気づいたときには全然勉強しておらず(勉強するする詐欺発覚事件・翌1月)、
その後も、あー勉強しなきゃなあーと思うものの参考書を読むと異常な眠気に襲われるということを繰り返しており、なんとその後半年も放置。
気づいたら7月5日になっていました。
その日、追い込まないと動かないからやろう!と思ったのか、申し込みしないと、夫に、「俺の嫁だらしない」と思われてはいかん!(たぶんバレてる)と思ったのかはわかりませんが、(たぶん両方思った)
私は9月に行われるFP試験に申し込みをしました。
そして、X(旧ツイッター)に書き込みをしました。
「今日FP2級申し込んだ!今日から勉強しよう。勉強間に合うかな?」
そこから、私は思い出しました。
あー、簿記の時みたいに、FP界隈にも有名な解説してくれる先生がYouTubeにいるかも・・・
それで検索してみると、やっぱり!FP界隈にも動画解説で有名な先生が数名いることが判明。
一通り有名な先生の動画を見てみましたが、一番大好きで本当にわかりやすかったのは
「ほんださん/東大式FPチャンネル」
これ一択です。
ほんださんによると、私のように第1章からばか真面目に勉強をスタートさせるのではなく、自分の好きな単元からスタートして良いとのこと。
そうなると、私が一番気負いせずにとりかかれるのは
3章の「金融資産運用」。初めて聞いたぞ!というようなことはあまりないであろう。
それについての計算問題もおそらくできる。
それに付随してる税金のことも、そこ「だけ」なら知ってるから4章の「タックスプランニング」もごくごく一部なら、おそらくわかる。(なぜなら、金融資産運用やそれに関わる税金については、そういう仕事をしていたからです。)
ただ、ちょっと今動画見ても探せないんですが、記憶があいまいなのですが、
「もし始めるなら4章「タックスプランニング」から始めるのが良い」、ってほんださんが言ってた気がして・・・
それで、私は4章の税金の分野から始めることにしました。
中学生高校生、いや大学生の時も・・若い時ってもう少し記憶力とかよかった気がするのですが、もう今こんな
おばちゃまになってしまったら、私にはもう記憶力はほぼ期待できない状態で、
無理やり語呂合わせなんかで何かを覚えたりできなくなっています。
ただ、OVER40でも、理屈がわかれば、覚えずに対処できる。
ほんださんはまさにそういうことを常にお話されていて、これは普通に考えたらこうなるから覚えなくていい、
というような解説を動画でしてくれて、本当に助かりました。
その後、スパートをかけることなく、じわじわじわじわ?のろのろのろのろ?と勉強を始め、まあそうはいっても
1日に2時間から3時間くらいはずーーーっとほんださんの動画を見て、参考書にいろいろ授業のノートを書き込むようなイメージで、自分なりの注意事項やなんかを書き込む、というような作業を行いました。
我が家には子供が2人いて、当時彼らは中学生と小学生でしたが、もう子供たちそっちのけで毎日ほんださんを見ました。
スマホでSNSやなんかを見ながら、「(ママはもう大人だからスマホで楽しいの見るけど)あなたたち、お勉強しなさいよ」というより、
「オカンは今いそがしいねん。ほんださんでお勉強しとんねん」(※実際は関西弁ではありません。どっちかというと??どっちかもこっちかもなく、私の使う方言は博多弁です。)という姿をリアルに見せ(てしまっ)たことは、子供にとっても良かったのかもしれません。
毎日ほんださんばっかり見るので、どんどんほんださんが好きになり、めちゃめちゃかっこよくて日に日に魅力が増して見えてきて、夫にも、毎日毎日、今日(動画で出会えただけ)のほんださんの様子や、ほんださんがこう言ってた、ああ言ってた、というしょーーーもない報告をする始末。
ちなみにですが、
①タックスプランニング(4章)
②金融資産運用(3章)
③不動産(5章)
④相続・事業承継(6章)
⑤リスク管理(2章)
⑥ライフプランニングと資金計画(1章)
上記の順番で私は勉強を進めました。
④相続・事業承継(6章)までは、内容がおもしろくて、すんなり頭に入ってきたし、楽しく学べました。
でも、⑤⑥の、参考書でいう1章2章、ここが私は苦手で・・・
結局1章2章については、なんだかあんまりしっかり勉強せずに本番9月の第2日曜日を迎えてしまいました。
しかも、1,2章以外も、時間がたてば(しかもけっこう短時間)すぐに忘れてしまうため、どの分野についてもめちゃ自信あります!という感覚がなく、なーんかこれ受からないんじゃない?まずいなぁーもう勉強したくないよ~という気分でした。
過去問や問題集の後ろのほうについている模擬テストについては、(簿記もですが)通しで行ったことはありません。
単元ごとには問題は解きました。
当日、日曜日だったので夫に車で試験会場である大学まで送ってもらい、ずーーーっと前、夫に秘密でFP受けようなんて思ったこともあったけど、日曜にあるんだったらバレたな、などとくだらないことを考えました。
乗り物酔いするので、車では参考書も見ませんでした。
会場につくと、「わたし、勉強しましたから。シクヨロ」風の、みんな勉強してきてるじゃーーーーん!!感(どんな感)がにじみ出てる受験生たちが、使い込んだ感がすごく出てる本やらを見て最終チェックしてる。
わたしもわたしも・・・!わたしも本見る。確認しよう。
(ほんださんの言葉などを書き込みまくった参考書をペラペラしてみるパフォーマンスを机で行いつつ)
ていうかどれも最終というかチェック必要分野ばっかりすぎて今のこの短時間に見ておくべきがどこなのか絞り込めない・・!
と、すました風に装いながら、パニックに陥るOVER40。
試験は午前中にスタートして、お昼を挟んで午後もあります。
お昼は紆余曲折の末コンビニでサンドイッチを買って受験会場大学のベンチで鳩におびえながら食べることにして、
食べ終わってからもぼんやりして過ごしました。参考書も見たけど、あんまりあたまに入りませんでした。
久々のがっつりした試験で、あたまがぼんやりして、まずい・・・!!落ちるかもしれない・・・!!と思いました。
できたのかできなかったのかなんとも手ごたえのない感じでふわふわしたまま、試験は終わりました。
その後、自己採点でギリギリ合格していそうだな、とはわかっていましたが、
やっぱりちゃんと合格していました~!!
以上が私のFP受験記録です。
これからFP受験するかたには、ほんださんのFP解説動画を力強くお勧めします!
なぜこうなるのかということがわかれば、記憶力に頼らない理解ができて、いろんな角度から問題を出されても
対処できるようになります。
また、お勉強方法などの話ではないのですが、もしお子さんがいらっしゃるご家庭であれば、親が勉強してる姿を子供に見せられる?っていう環境は非常に良いと思います。
FP受験についてのお話はこれで終わりです。
わたしのこの経験が、少しでもみなさんのお役に立てればうれしいです。